前回受診時に、クロミッドで排卵が起きなかった為、一度強制的にリセットさせる事になりました。
プラノバールを2/17から10日間服用し、3/5に生理がきました。
今回は生理がきたら3日以内に受診するように言われたので、翌日(生理2日目に)受診し、新しいお薬(排卵誘発剤)が処方されました。
フェマーラ(抗癌剤)を処方されるも、保険適応外
このフェマーラというお薬ですが、本来は乳癌の治療薬として発売されました。
フェマーラ錠2.5mgの効能は?
乳癌は卵胞ホルモン(エストロゲン)の影響を受けて大きくなる性質があります。
このエストロゲンを作らせないように抑制するホルモン剤です。
長期間の服用で、女性ホルモンが減少し、乳癌の再発を妨げる効果あります。
私の母が乳癌の治療時に服用していた薬で、名前を聞いた時に疑問だらけでした。
しかし薬の作用を確認したら、長期間の服用だと女性ホルモンが減少してしまうが、短期間の使用であれば一時的にエストロゲンの生産が減少し、その反動で卵を育てるための卵胞刺激ホルモン(FSH)が多く出てくるという効能があるようです。
今回クロミッドが効かない私には効果があるのではないか?との事で、処方されました。
しかし、本来は抗癌剤としての処方しか保険適応として認められていない為、妊活で使用する場合は全額自費になってしまいました。
フェマーラは自己負担でどのくらいの金額がかかるのか?
このお薬は抗癌剤で、なおかつ先発品という事もあり、現在の薬価は1錠389.10円(390円)になります。
(ジェネリック医薬品ならレトロゾールが103.10円と約1/3のお値段に)
私が実際に支払った額は2300円(5錠)だったので、1錠460円という、若干のボッタクリ感はありますが、まぁ仕方ないかなと思っています。
(ちなみに消費税もかかって2,530円になりました。1錠506円です。)
フェマーラの服用方法はステロイド剤と一緒に
飲み方としては生理開始から3日目に服用を開始になります。
フェマーラ錠(2.5mg)1錠とプレドニゾロン(5mg)1錠を1日1回一緒に服用します。
このプレドニゾロンというお薬は、炎症やアレルギーを抑えるステロイド薬で、フェマーラを飲むと副腎皮質ホルモンが減少して病気になりやすくなる危険がある為、一緒に服用する事になります
余談ではありますが、母親が乳癌の時に効果があった薬なので、個人的には同じ遺伝子の私には効果があるのではないかな?と感じました。
次回受診時にきちんと排卵してくれると良いのですが・・・
本日の診療費(全額自己負担)
再診料 820円
フェマーラ(2.5mg)5錠(5日分) 2,530円
プレドニゾロン(5mg)10錠(10日分) 110円
計3,460円
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