子供が欲しいけれど、生理がこない・・・ 妊娠反応があるも、流産
私が不妊治療を開始したのは、2020年12月末日(37歳)。
入籍して半年経過した頃でした。
入籍した当初、コロナウイルスが流行していた事もあり、結婚式はなかなか挙げられず、結果的に2020年10月半ばに挙式をしたのですが、挙式が終わるまでは妊娠したくないと思い、避妊をしていました。
無事に挙式も終わり、【いざ子作り!】と意気込んだものの、
生理がまったく来ず!
それもそのはず。
実のところ、私は14歳で初潮がきた後、この年齢まで生理不順の繰り返し。
人生において、生理が3ヵ月以上連続で来た事は一度もありません。
(ひどい時は1年に2~3回しかこない有様(ノД`)・゜・。)
それでも時々やってくる生理なので、『まぁ出来るんじゃないか 』と思っていたけれど、
結婚して半年間で、二度しか生理は来ず・・・
もちろん妊娠もしておらず・・・
「あ、これ下手したら閉経じゃないか?」
と不安になり、地元の有名な不妊治療専門クリニックに通う事にしました。
いずれ記載しようと思いますが、治療のおかげで一度は妊娠するも、
残念ながら流産を経験しました。
このブログは、そんな体験談を記録していこうと思っています。
不妊症とは?(不妊症の定義、不妊治療をした人の割合は?)不妊の原因は男性?それとも女性?
不妊症の定義
妊活という言葉を検索すると、かならずと言ってもいいほど『不妊症』という言葉が出てきます。
どういう事が該当した時、不妊症と診断されるのでしょうか?
その定義を自分なりに調べた事と、先生からも言われた内容で簡単に説明しますね。
不妊症とは、避妊をしない状態で性生活(週2~3回程度で継続している状態)があるにも関わらず、1年内に妊娠が成立しなかった状態を、一般的には不妊症と診断されるそうです。
ただし、35歳以上の人であれば、半年内で妊娠が成立しない場合、ほぼ自然妊娠が難しい状態なので、おそらく不妊症と言われているそうです。
1年というのは、妊娠する力が一番活発な時期(18~28歳頃)の人が対象であって、35歳を過ぎると
本当にガクンと妊娠率が下がるそうです。(もちろん人によって違います)
不妊治療をした人の割合はどのくらい?
では実際に何人ぐらいの人が不妊治療を受けているのでしょうか?
厚生労働省が2017年に発表したデータによると、『不妊を心配した事がある夫婦』は35%で、
これは夫婦全体の約2.9組に1組の割合です。
実際に不妊の検査や治療を受けた事がある人、又は現在受けている夫婦は18.2%で、夫婦全体の
約5.5組に1組の割合です。
5組に1組というと、結構な人数ですよね。
私自身が不妊治療専門のクリニックに行って驚いた事と重なりますが、とにかく患者さんが多い事に驚きました。
私が住んでいる都市は、地方なので産婦人科がとても少なく、市民病院(公立病院)で2件、私立病院で4~5件程しかないので、産科は早めの予約を取らないと里帰り出産もままならない地域です。
このような地域なので、産婦人科が混雑するのは仕方ない事ですが、不妊治療のみ(産科は無し)のクリニックがすごく混雑している事に驚いたので、この5組に1組の割合がとてもよく理解できます。
不妊の原因は?(ストレス、感染症)
女性側の不妊原因
女性の原因としては、やはり年齢が大きく関わってきます。
個人的に思うことですが「女性にタイムリミットはある」とつくづく感じています。
このタイムリミットの対象はもちろん出産に対してのリミットです。
女性の魅力は「熟女になってもリミットはない」と思っています(笑)
話が脱線しましたが、女性側の原因は年齢の他に、クラミジア等の性感染症、その他ホルモンバランスの異常、免疫の異常や、子宮筋腫や子宮内膜症など、本当に様々な原因が女性不妊につながるようです。
男性側の不妊原因
男性も加齢や喫煙による精子の質の低下、ストレス、病気としては精子の通り道がうまく通過していない事や、射精障害などが挙げられます。
甲状腺機能低下症や糖尿病でも勃起障害がおこります。
よく不妊原因に女性側と言われる事が多いですが、どちらか一方だけに原因があるわけではなく、WHO(世界保健機関)によれば、男女半々だそうです。
余談【卵巣は冷凍庫 精巣はコピー機】
私が昔聞いた話で、
「卵巣とは冷凍庫だと思ってね。
卵の細胞はずっと冷凍してあって、月に1度解凍して出しているのです。
長い時間冷凍庫に入れておくと、冷凍焼けして良い状態とはいえないよね?
これが高年齢の人の卵子の状態なんだよ。
そして精巣はコピー機だと思ってね。
コピー機は一度に何枚も印刷できるし、早く出来上がるよね。
でもコポー機も何度も使っていると、ホコリが入ったり、熱を持ったりして
うまく動いてくれなくなる時がくるよね。経年劣化なんだけど。
これが男性の精子の状態なんだよ。」
とても理解しやすい説明ですよね。
目からうろこが落ちる瞬間でしたね。
先生が言うには、卵子細胞は胎児がお母さんのお腹の中に居る時に作られていて、そこから数が増える事はなく、排卵や加齢によって、生まれた時から減っていくのみなのだそうです。
そう考えると母胎に居る間が、すごく大切な時間で、何よりも尊い時間ですね。
今一度、お母さんに『ありがとう』と伝えたいですね!
不妊治療の助成金は、各都道府県で条件が違います!
一般的に【不妊治療にはお金がかかる】と言われていますね。
最近、有名人の方で『40歳代での不妊治療で妊娠できた』というニュースをよく見る事がありますが、その方々がこぞって言うのは、「お金がすごくかかった」「費用の合計額を見たくない」との事。
実際にはどのくらいの費用が必要なのでしょうか?
不妊治療は平均的にどのくらいの治療日数をかけているか
妊活をはじめて、何らかの治療を開始した人が妊娠するまで、もしくは妊活を終了するまでの平均としては2~3年間が平均だそうです。
長い人では5年間程の時間をかけている人もいらっしゃるようです。
いくつかの治療方法を試すとしても、生理が毎月きちんとある人でも月に1度しかチャンスが巡ってこないので、ここまでの時間を要するのだろうと思われます。
不妊治療(体外受精等) にかけた金額は平均30~200万程度の高額
金額に大きな開きがありますが、これは治療によって変わってきます。
投薬のみでの治療を除く、体外受精や顕微授精などだと1回で30~50万円程度かかります。
さらに卵子や精子の凍結などの保存をするとなると、採卵費用に加え、保存費用などもかかってきます。
有名人の方や、お金に余裕のある人はその治療を何度も行って、結果的に総額1000万円を超えてしまう方も結構いらっしゃるようです。
金銭的に余裕がないと、頑張っても2・3回程度しかチャレンジできないですよね。
不妊治療の助成金制度は、各都道府県や市町村で違います
不妊治療(体外受精などの投薬以外の治療)で高額な費用がかかってくると、なかなか踏み出せない方も多いと思いますが、そんな時は自分が住んでいる市町村や県などの助成金を調べてみましょう!
私も不妊治療を開始してから色々と調べてみたのですが、住んでいる市区町村で助成金の対象条件が異なっています。
ちなみに私が住んでいる市の条件は
体外受精 又は顕微授精などの「特定不妊治療」を受けた夫婦に対して、一部助成があります。
・対象となる治療終了日(治療した日) 令和3年1月1日以降
・助成額
採卵を伴う治療 1回につき30万円
採卵を伴わない治療 1回につき10万円
・男性不妊治療 1回につき30万円
・助成回数
40歳未満なら1子につき6回まで
40歳以上なら1子につき3回まで
上記が現在の条件で、令和2年末までは所得制限があり、夫婦合算年収730万円未満でないと受けれなかったり、助成回数も通算で6回などになっていたので、自己負担がすごい金額になっていました。
皆さんも自身の市町村や県に、どのような助成制度があるか一度調べてみてくださいね!
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